悲願の甲子園初勝利

豊川市/国府高校が3度目の挑戦/出場メンバーら思い振り返る

2022/11/25

1975年夏の甲子園メンバーの(右から)市川さん、田中さん、倉田さん、井上さんも聖地に戻ってきた(提供)

 高校球児らのOBチームが対戦する第19回マスターズ甲子園が19、20両日、阪神甲子園球場であり、愛知県代表の国府高校が島根県選抜に7対2で勝利した。1975年に夏の甲子園に出場した時のメンバーも出場し〝3度目の正直〟で悲願の初勝利を挙げた。

 ついに聖地で勝った。4回、満塁のチャンスから柘植淳さん(38)の適時打などで3点を先制。1点差に追い上げられるも6回に大谷智則さん(40)の適時打と杉浦聡さん(39)の長打で突き放し、7回にも宮田誠さん(40)の適時打でダメ押し。最後は登板した75歳の山本芳孝さんが三塁ゴロに仕留め、ゲームセット。

 47年前の夏、同校が甲子園に出た際のメンバーもプレーした。大洋ホエールズ(現DeNA)で捕手として活躍した市川和正さん(64)は、2回の守りで投手のボールを受けた。倉田久雄さん(63)は、6回の好機で打席を迎えるも、惜しくも投ゴロに倒れた。出場しなかったが、田中邦宏さん(63)はベンチ入りし、井上康司さん(63)はスタンドから見守った。

 1975年は初戦で柳井商業(山口)に0対1で敗れ、マスターズ甲子園に初出場した2019年は久居(三重)と引き分けた。3度目の挑戦でようやく挙げた白星に、倉田さんも「何とも言えないうれしさや満足感でいっぱいでした」と振り返った。

 2回には、高校時代は控えで公式戦出場がなかった清水貴宏さん(35)がヒットを放ち、一塁上でガッツポーズ。この光景に、高校時代も含めて甲子園ではノーヒットの倉田さんは目頭が熱くなったという。「これぞ、甲子園の心を求めてなんだと思いました。彼のように夢破れてもマスターズ甲子園という舞台が待っています。現役の高校球児にもいい刺激になることを期待したいです」。

大会初勝利を挙げた国府高校OB(同)

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1975年夏の甲子園メンバーの(右から)市川さん、田中さん、倉田さん、井上さんも聖地に戻ってきた(提供)

大会初勝利を挙げた国府高校OB(同)

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