豊橋中央敗れる

準決勝反撃狙うも続かず/中京大中京猛攻14得点

2017/07/29

 選手たちは最後まで勝利への執念を見せたが力及ばず甲子園への夢はかなわなかった―。第99回全国高校野球選手権愛知大会(愛知県高野連など主催)は28日、パロマ瑞穂野球場で準決勝2試合が行われ、東三河勢で唯一勝ち残る豊橋中央は2―14で中京大中京に完敗した。

 至学館を破り勢いに乗る豊橋中央だったが、準決勝は序盤から厳しい戦いを強いられた。マウンドに登ったのは、この試合が今大会初先発となる三浦圭貴。しかし、なかなか制球が定まらず苦しい立ち上がりとなった。

 豊橋中央は、勝利の方程式となった継投策で流れを変えようと、花井直樹や三浦蓮太郎を次々に登板させたが、中京大中京打線を抑え切れず、5回までに12安打10四死球、14失点を喫した。

 それでも、4回に彦坂慧一郎の内野ゴロで1点を返し、5回には斉藤立敬が自打球で足を痛めながら右前へ待望の適時打を放ち、東三河の意地を見せつけた。

 試合後、樋口靖晃監督は「残念な結果だが、3年生は大きなものを残してくれた。本当に良いチームだった。最後まで胸を張って豊橋に帰りたい」と述べた。

 今大会、3本塁打を含む毎試合安打、準決勝でも2安打と特別な存在感を示した長峯樹生は「最後まで自分らしくいようと、笑顔で仲間を励まし続けた。甲子園を目標に頑張ってきたから、やっぱり悔しい」と話した。

 結果は次の通り。
▼準決勝【パロマ瑞穂野球場】
中京大中京 21443-14
豊橋中央  00011-2  ※5回コールド
(中)香村、浦野―鈴木遼(豊)三浦圭、花井、三浦蓮、西脇―長峯

三浦圭投手無念の涙/後輩へ甲子園の夢託す

 「残念」。そう声を掛けると三浦圭貴の目から涙が溢れ出た。試合前、樋口靖晃監督から「これまでの分を取り返して来い」と先発を告げられ、緊張を抱えてマウンドに立った。

 これまでは、精神的な重圧が足かせとなりチームを支えることができなかった。「今までみんなに助けられてきたから、今度は恩返しがしたかった。役割を果たせず申し訳ない」と悔し涙を流した。試合中、中学時代に「甲子園へ行こうな」と約束を交わした長峯樹生が何度もマウンドへ行き声を掛けた。三浦は「自分の力不足。あいつの期待に応えられなかった」と話した。

 最後に、後輩たちへ「おれたちの夢を超えて、絶対に甲子園で勝利をつかんでほしい」と託した。

2017/07/29 のニュース

豊橋中央は惜しくも決勝進出を逃した

斉藤立敬が足を痛めながら右前へ適時打を放つ(パロマ瑞穂野球場で)

強い思いを胸に力投する三浦圭貴(パロマ瑞穂野球場で)

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