小さな作曲家が誕生

豊橋市羽根井小2年生・鈴木美音さんの曲/「こども定演」テーマ曲に

2017/09/25

 豊橋市羽根井小学校2年生の鈴木美音(みお)さん(7)が作曲した「ハリネズミのベッド」序曲がこのほど、東京都港区のサントリーホールで開催される「こども定期演奏会」の2017年度テーマ曲に採用された。

 同演奏会は、東京交響楽団とサントリーホールが主催する子ども向けのオーケストラ定演。2002年から毎年4回開催されている。

 テーマ曲は、採用されればオーケストラ用に編曲され、各年4公演で演奏される。小学1年生から中学3年生までが応募できる。

 美音さんは、9日に開催された第61回同演奏会に招待され、出席。ステージ上で紹介され、指揮者の田中祐子さんからオーケストラ用の楽譜を授与された。

 美音さんの父親は、同市出身の作曲家、鈴木直巳さん(53)。楽器や楽譜に囲まれる生活の中で、美音さんは5歳からピアノ、6歳から作曲を始めた。

 毎朝、登校前に1時間弱ピアノの練習をする。下校後に再度、1時間練習。夕食後は、父親による約30分の「音楽授業」。音楽用語などの基礎学習や耳を養う練習をする。

 「ハリネズミのベッド」は、もともと小学校の夏休みの宿題として制作した。絵・文章とともに楽譜を書いて、1冊の本に仕上げた。

 ハリネズミの兄弟が、新しいベッドを探しに出るが、結局、両親の匂いのする家のベッドが一番良いと気付く話。明るくかわいらしい曲調に仕上げた。

 美音さんはほかにも、3月に第32回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール(東京国際芸術協会主催)作曲ソロ部門小学生の部で第2位(1位該当なし)、6月に第30回かぶらの里童謡祭(群馬県富岡市主催)でジュニア奨励賞など、輝かしい成績を数々収めている。

 将来の夢はやはり「作曲家」。直巳さんは、「父親と同じ仕事をしたいと思ってもらえるのは、幸せなこと」と、笑顔で話した。

 親子は、11月25日午前10時から、同市南陽地区市民館で、「ハリネズミのベッド」を含む童謡などをピアノ演奏する「ほのぼの音楽会2」を開催する。参加費500円。申し込みは、同市民館まで。

2017/09/25 のニュース

「ハリネズミのベッド」の楽譜を持つ鈴木美音さん(豊橋市野黒町の自宅で)

こども定期演奏会のステージで(サントリーホール提供)

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