新名産品開発を後押し

来年3月に試作品評会/意欲ある事業者募集/東三河県庁/広告宣伝力向上へ―豊橋で事前講習

2017/10/12

 東三河県庁は、新商品開発に取り組む事業者の支援に力を入れている。専門家から直接意見を聞ける機会を設け、地域を代表する名産品の誕生を後押しする。開発の過程では製造工程の改善につながるなどの効果もあるようだ。

 人口減少社会の到来で全国の地方が生き残りにしのぎを削る中、地元ならではの魅力を伝える新たな名産品が生まれれば、地域活性化の起爆剤になる可能性がある。

 新商品の開発に取り組む事業者などを対象に同県庁は昨年度から、「東三河試作品評会」を開催。世界的パティシエ(菓子職人)の小山進氏から直接助言をもらえる場を設けた。参加した14品のうち実際に商品化されたのは5品にとどまったが、挑戦の過程で従来からの製造工程に見直すべき点があると気付き、改善するきっかけになったという。

 今年度も同県庁は来年3月の試作品評会に向け、新商品開発に意欲のある事業者を11月13日まで募っている。

 11日には品評会の事前講習会が豊橋市内のホテルであり、全国の地方新聞社が厳選した商品を届ける贈答サイト「47CLUB」の運営会社の栗田健一郎社長が講演した。

 栗田さんは、情報過多や豊かさの裏返しで「物が売れない」状況という前提に立ち、それに打ち勝つ要素を解説。「商品」作りを「買う理由」作りと定義した上で「ニッチ(隙間)な必需品」であり「プチ贅沢」な商品を目指すべきとした。

 広告宣伝力を向上させるため、カメラマンの西澤智子さんは商品の撮影方法を指導した。

2017/10/12 のニュース

講演する栗田さん(ホテルアークリッシュ豊橋で)

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