〝嫌いな物でもおいしく〟

ホテルアークリッシュ総料理長が講師に豊橋の福岡小で味覚の授業

2017/10/25

味の基本を説明する今里総料理長(豊橋・福岡小学校で)

 ガステックサービス(本社=豊橋市駅前大通、神野吾郎社長)は24日、同市福岡小学校(河野宏雄校長)で、ホテルアークリッシュ豊橋の今里武総料理長を講師として、3年生4クラス124人を対象に「味覚の授業」を開催した。

 フランスで始まった味覚教育活動「味覚の一週間」の一環で、日本でも2011年から毎年10月第3週に開催されている。食のプロフェッショナルが、味蕾(みらい)の発達する小学3、4年生に、味の基本や味わうことの大切さを教える。

 同社も初年から実施し、今年で7回目。今里総料理長は、塩や酢、2種類のチョコレートを児童らに試食させ、塩味・酸味・苦味・甘味の4味を体験させ、日本特有の「うま味」についても説明した。

 最後に「4味が合体した料理」として、ホテルで作ったラタトゥイユとフランスパンを配布。児童らは「野菜は嫌いだけどおいしい」と感想を話した。

 今里総料理長は「嫌いな物でも少しずつ挑戦すれば食べられるようになる」とアドバイス。「家庭でも五感を使って食事すると、もっとおいしく食べられる」と締めくくった。

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