想定外の人気うれしい悲鳴

「表浜ほうべの森」オープン半年以上経過/スタッフ増員や光熱費などかさむ経費確保へ/今冬から有料化

2017/10/26

 田原市東部太平洋岸に位置する谷ノ口地区にキャンプが楽しめる公設民営の「表浜ほうべの森」がオープンして半年以上が経過した。公園内の設備利用料が無料などの理由で、土日を中心に持ち込みのテント泊利用が集中し「想定外」とうれしい悲鳴が上がっている。経費がかさんでいることなどから、今冬、有料化に踏み切る予定。

 利用者数は、4、5月は700~800人だったが、夏休みのある7、8月は1200人。土日はほぼ満杯の状態が続いている。

 園内には、炉、かまど、石窯、トイレ・シャワー、多目的ホールなどを完備。利用者からは「本当に無料ですか」と驚きの声が続出している。

 豊川や蒲郡から訪れる家族連れなどが多く、利用者からは「何もないのがいい」、「まわりに民家が見えない」と海と森に囲まれた環境が大人気。その場で次の予約をしていく人や、洗い場の掃除を丁寧にしていく人もいるという。

 谷ノ口の住民らでつくる同公園管理委員会が市から委託料を受けて公園を運営管理。園内の設備を清潔に保ち、来訪者へのアットホームな対応を心掛けている。

 同委員会では当初、市側と協議し、公共の施設であることなどから、様子見も兼ねて、入場料を無料と設定していた。「1日50~60人ぐらいで御の字と思っていたが、土日は120人もの来場がある」と予想外の人気ぶりに驚き、「田原市のことを知ってもらうきっかけとなり、リピーターが続出している」と観光交流人口の増加や市の知名度向上に貢献している。

 「来訪者が多くなるのはありがたいが、その分トイレや洗い場など設備を利用する人も増えるため、光熱費がかかる。また、スタッフを増やして対応すると、その分経費もかかってしまう」と、利用者の負担増が妥当と考え、有料化に至った。

 今冬からは、利用者からテント利用料などを徴収する予定。

2017/10/26 のニュース

魚や野菜も焼くことができるピザ窯など

多目的ホールの利用も可能(表浜ほうべの森で)

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