天国の母に思い込め

少年の主張県大会最優秀―来月12日の全国大会へ/蒲郡中の荒島彩乃さんを市長激励

2017/10/28

 蒲郡中学校3年の荒島彩乃さん(14)が、「少年の主張愛知県大会」で最優秀賞を受けて、全国大会への出場を決めた。荒島さんは、亡き母への思いをつづった「たった一言が言えなくて」を発表する。27日に蒲郡市役所へ稲葉正吉市長を訪問し、激励を受けた。

 「少年の主張全国大会」は11月12日に東京都で開催。各ブロックから選考された中学生12人が、社会や日常生活などで感じた意見をまとめて発表する。荒島さんは、県大会の出場者14人の中で、最優秀賞にあたる「知事賞」を受賞して出場を決めた。

 この日、市役所では稲葉市長が「練習の成果を発揮し、落ち着いて発表してきてほしい」と期待を込めた。

 荒島さんは2013年に母親を亡くし、作品では尊い思い出や悔いている感情をまとめた。親子2人で旅行した「夢のような2日間」や「後悔しているのは、ありがとう、のたった5文字が言えなかったこと」などと記載。「今ある日常は決して当たり前ではない。身近な人に感謝の気持ちを伝えていきたい」と結んでいる。

 愛西市で行われた県大会では、地元中学生が投票する「共感賞」も受賞。親との接し方などにも触れた作品が、同世代からの共感を得た。

 同大会で、蒲郡市からの全国出場は初とみられる。荒島さんは「会場の人と、母にも思いが伝わるように、気持ちを込めて発表したい」と意気込みを語った。

2017/10/28 のニュース

稲葉市長㊨の激励を受けた荒島さん㊧(蒲郡市役所で)

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