現職の穂積氏が4選

「エンジン全開で走り抜く」と意気込み/投票率は69・23%市町村合併後、最低

2017/10/30

 任期満了に伴う新城市長選挙は29日に投開票され、3期12年の実績と組織力で戦った現職の穂積亮次氏(65)が1万3461票を獲得。ともに新人の山本拓哉氏(57)と白井倫啓氏(60)を退け、4期目の当選を果たした。当日有権者数は、3万9956人(男1万9515人、女2万441人)。投票率は前回を1・84%下回る69・23%(投票者数2万7663人)で、市町村合併後、最低となった。

 当選確実の報が伝えられると、選挙事務所に駆け付けた支援者や関係者、近隣自治体首長らと固い握手を交わし、4度目の勝利を喜んだ。

 穂積氏は「市民みんなのパワーが結集された。期待と信頼に応えて、この地から地方創生の炎をあげたい。エンジン全開で走り抜く」と述べた。

 8年前と同じ顔触れの市長選は、人口減少や産廃施設の対策を争点に、現職と新人が三つ巴の選挙戦を展開。今回は全国的にも珍しく初の試みとして、3者が公開討論会や合同個人演説会などで各テーマについて政策を提案、穂積氏の主張は市民の心を捉え多くの共感を呼んだ。

 穂積氏は、出馬表明から市内の各地区を歩き市民1人ひとりと顔を合わせた。「これまで築いた土台の上に花を咲かせたい。市民が活躍できる仕組みを整えたい」と訴え、告示前から地元の鳳来や作手だけでなく旧新城市でも支持を集め優勢が囁かれていた。

 現市政を否定する他候補に対して、穂積氏は、少子高齢化や過疎化など人口減少時代を乗り越えるための将来的なビジョンを打ち出し、新城市の行方を明確に示した。今回の選挙結果を受け、次期4年間で市民の期待を背負い新時代への新たな扉を開く。

■新城市長選開票結果(29日23時20分結了)※得票順

当 穂積 亮次氏(65)無・現 13461
  山本 拓哉氏(57)無・新  8246
  白井 倫啓氏(60)無・新  5648

【新城市議選】現職12人と新人5人、元職1人が当選

 任期満了に伴う新城市議会議員選挙は29日に投開票され、現職12人と新人5人、元職1人が当選した。佐宗龍俊氏が最多の2166票を獲得した。

 定数18に対して現職12人、新人10人、元職1人が立候補した市議選では、穂積亮次市長3期12年に対する評価が当落を左右した。

 人口減少や市民自治、産廃対策、若者や女性の市政参加など、さまざまな政策が争点となり、市内各地区で激しい論戦が繰り広げられた。

 特に、中心市街地の千郷地区には、数多くの現職や新人が乱立するなど混戦模様となり、候補者らは最終日まで街宣活動を通じて有権者へ支持を訴え続けた。

 投票率69・22%。投票者数2万7659人(男1万3433人、女1万4226人)となった。

■新城市議選開票結果(30日0時50分結了)=定数一八※得票順

当 佐宗 龍俊(53)無・新 2166
当 浅尾 洋平(40)共・現 2065
当 下江 洋行(52)無・現 1978
当 竹下 修平(27)無・新 1789
当 丸山 隆弘(62)無・現 1566
当 鈴木 長良(58)公・新 1505
当 鈴木 達雄(61)無・現 1442
当 長田 共永(53)無・現 1266
当 中西 宏彰(62)無・現 1258
当 山口 洋一(67)無・現 1106
当 齊藤 竜也(36)無・新 1052
当 山崎 祐一(65)自・現 1051
当 澤田 恵子(64)無・新 1028
当 柴田賢治郎(46)無・現 1018
当 村田 康助(67)無・現 1014
当 小野田直美(53)無・現 1007
当 滝川 健司(61)無・現  894
当 山田 辰也(58)無・元  830
  村田 典弥(48)無・新  754
  ●井 光明(70)無・新  731
  川合  守(64)共・新  675
  今泉 吉孝(51)無・新  616
  加藤  龍(37)無・新  480

      ※●は禾へんに併のつくり
      ※小数点以下切り捨て

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万歳三唱で4選を喜ぶ穂積亮次氏(新城市で)

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