先進的な事業が評価

行政や医療、学校が一体に/「中学生ピロリ菌検査・除菌」県知事表彰/蒲郡市

2018/01/31

 蒲郡市が昨年度から始めた新事業「中学生ピロリ菌検査・除菌」の取り組みが県知事表彰を受けた。行政や医療、学校が一体となった先進的な事業が評価された。30日に担当職員が稲葉正吉市長に受賞を報告した。

 市は昨年度から健康事業の一環として、市内の中学生を対象としたピロリ菌検査を実施。陽性反応のあった中学生は、医療機関で除菌治療を受けている。

 市民福祉部健康推進課の職員は、昨年12月の県公衆衛生研究会で事業内容を発表。先進的な取り組みや、除菌まで公費で賄う事業内容が評価されて県知事表彰を受賞した。

 この日は、事業担当者である健康推進課の石黒美佳子さんと、内海純子さんが市長に受賞を報告。稲葉市長は「この受賞を励みにして、引き続き仕事に取り組んでほしい」と話した。

 中学生へのピロリ菌検査を行う自治体は、同市と知多市の2市。除菌まで行って経過管理するのは、県内では蒲郡市のみだという。市は健康施策の一環として、昨年度から検査を開始。胃がんの原因とされるピロリ菌対策を施すことで、将来的な医療費削減の効果も見込んでいる。

 市は、昨年度にも温泉旅館で宿泊しながら健康管理を図る「スマート・ライフ・ステイ・in蒲郡」の事業で、同賞を受けている。ピロリ菌検査は、学校で毎年行う定期検診の中に組み込んで実施。生徒や学校の負担を増やさずに、健康管理を図っている。

2018/01/31 のニュース

稲葉市長に受賞報告を行う職員

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