【ティーズ】番組から 

感謝と愛着 2人の近藤氏に学ぶ

田原市高松小学校

2018/08/10

【いいとこいっぱいThank you べりー街!田原編】
 自然に恵まれた田原市高松小学校(河合寛則校長)は渥美半島のほぼ中央、太平洋から約800メートルに位置する。全校児童83人の小規模校だ。清掃、遠足、運動会など縦割りの「フレンズ班」で活動する機会が多く、学年を超えて仲がいいという。

 1873(明治6)年の創立から145年を迎えた歴史ある学校で、卒業生には豊川用水の構想発案者として知られる近藤寿市郎(1870~1960)がいる。寿市郎は1887年から2年ほど、教員として同校に勤めた経験もある。

 4年生は総合的な学習の時間に「ふるさと学習」として寿市郎について学ぶ。毎年11月の学芸会では、寿市郎の半生を描いた創作劇を保護者や地域住民らに披露する。

 もう1人、児童らが「ふるさと学習」で学ぶ卒業生に、キルト作家の近藤真弓さん(1955~2011)がいる。全作品をオークションにかけた収益を、東北大震災被災地に寄付してほしいと遺言を残し、震災5日後に55歳で亡くなった。

 6年生は毎年、真弓さんと親交のあった校区民から生前の話を聴き、キルト体験もする。学校玄関には、真弓さんの大作「あかはにの里から…45人の同級生」が飾られている。

 伴卓朗教務主任は「先人の働きと故郷高松に対して感謝し、故郷を大切に思う気持ちを身に着けてほしい」と話した。

2018/08/10 のニュース

寿市郎の劇を披露する4年生(高松小提供)

玄関に飾られた真弓さんの作品(高松小で)

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