とよがわにアユ呼び戻せ

豊川上漁協や住民連絡会議など初の外来魚調査除

2018/09/04

 豊川(とよがわ)に天然アユの漁場を取り戻そうと、豊川上(かみ)漁業協同組合などは2日、外来魚の調査を初めて行った。

 同漁協によると、豊川では年間数十万匹のアユが遡上(そじょう)するのに、大きく育たないという。愛知大の渡辺正名誉教授(74)が代表を務める「豊川を守る住民連絡会議」などとともに3年前から産卵場作りに取り組み、環境調査を進めている。

 今回は「外来魚がアユを捕食しているのではないか」と仮説を立て、豊川市向河原町の賀茂橋右岸下で調査した。国交省や県水産試験場職員も参加した。

 この日は20種類の魚類を捕獲し、うち外来種は5種類だった。アユを食べているのではないかと想定したブラックバス(正式名オオクチバス)は1匹だけだった。三河淡水生物ネットワークの浅香智也さん(45)は「今回の結果では仮説に無理があるが、断言できない。調査を続ける必要がある」と話した。

 渡辺名誉授は「成育環境の回復を目指す。漁協と一緒に観察を続けたい」と話した。

2018/09/04 のニュース

捕れた外来種について解説する浅香さん(左端)=豊川市向河原町で

ブルーギルなどの外来種(豊川市向河原町で)

豊川で捕れたカメやフナなど(豊川市向河原町で)

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