電気代高騰で消える街路灯

会員数減で維持管理の御油発展会協同組合解散も検討/必要箇所の維持 方法模索/豊川

2024/02/11

松の木の絵が描かれた街路灯(豊川市御油町で)

 電気代の高騰が、地方にも暗い影を落としている。豊川市御油町では町内に立ち並ぶ街路灯の存続が難しくなり、3月末までに撤去する方針となった。維持管理してきた御油発展会協同組合の解散も検討されている。(由本裕貴)

 2000年代初頭に設置された街路灯は旧東海道や、ローソン御油店から名鉄御油駅方面へ向かう道路などに29基ある。町のシンボルで、国の天然記念物「御油の松並木」にちなみ、水銀灯を囲む透明ケースには松の木が描かれ、夜間の街を見守ってきた。

 御油発展会協同組合は、街路灯に広告看板を付ける形で地元の会員企業や店舗から資金を募り、維持管理してきたが、近年の電気代の高騰が予算を圧迫。山脇善典理事長は「電気代が年間50万円近くかかる上に、会員数も減っており、維持管理を続けていくことが厳しくなった」と明かす。

 2月中に電球を取り外し、3月末までに街路灯自体も撤去する方針だが、山脇理事長は「会員とも相談しながら、場所によって必要な街路灯は残して、引き続き維持していく方法を考えていきたい」と話している。

20年以上にもわたって夜の町内を照らしてきた(同)

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松の木の絵が描かれた街路灯(豊川市御油町で)

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