蒲郡市長が予算大綱説明

7つの取り組み掲げる/市議会3月定例会開会

2024/02/28

3月定例会で予算大綱を説明する鈴木市長

 蒲郡市議会3月定例会は27日開会し、過去最大となる425億9600万円の2024年度一般会計当初予算案など37議案が上程された。鈴木寿明市長は、予算大綱説明で「新年度は市制70周年の節目。市民の生命を守ることを最重要課題とし、市民憲章を原点とする7つの取り組みにより、誰一人取り残さない市政に取り組む」と意気込んだ。

 市長が掲げる7つの取り組みは①アフターコロナ②子どもファースト・地域共生社会の実現③教育・文化④健康・福祉・生活・地域⑤都市基盤整備・交通・通信・エネルギー⑥産業・経済⑦行財政・SDGs・DX。

 このうち1つ目の「アフターコロナ」に向けて、地域コミュニティーの再構築を目指した拠点整備、テレワークやワーケーションを見込んだ誘客などを挙げた。さらに能登半島地震を踏まえた防災対策として、危険なブロック塀の撤去を促し、木造住宅の耐震診断や耐震改修を進めると強調した。

 来月初開催の「ラリー三河湾」については「20年続いた新城ラリーを継承しながら、企業や市民とともに地域活性化につなげていく」と抱負を述べた。

 市長にとって就任2期目初の当初予算案。「市民が幸福感を感じながら、健康で住み続けられるまちを目指す。官民一体のワンチームで市政に取り組む」と力を込めた。

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