わくぐり桜 見頃

ボランティア団体の丹精鮮やかに/豊川

2024/02/28

見頃を迎え、JR飯田線㊨と共演するわくぐり桜(豊川市東上町で)

 市民から「わくぐり桜」として親しまれる早咲きの河津桜が、豊川市東上町のわくぐり神社東側の妙劉寺の沿道で見頃を迎えている。

 河津桜は沿道約600メートルにわたり約180本が植えられている。参拝者だけでなく、南側を通る国道151号やJR飯田線からも見渡せる高台にあり、新たな花見スポットとして注目されている。

 2013年、公園や広場がない同町本村地区に季節を感じられる場所をつくろうと、ボランティア団体「東上桜の会」が町民の寄付などを得て河津桜を植樹。約70人いる会員が年間を通じて除草やせん定、防虫対策や苗木の植え替えで管理している。18年には安産と子育ての神様として親しまれているわくぐり神社から「わくぐり桜」の愛称が付いた。

 同神社氏子副総代の野澤宏孝さん、桜の会代表の夏目勝好さんは「満開の桜をお子さまとご家族で散策している姿を思い浮かべながら、仲間と活動しています」と話している。

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