豊橋市立家政高等専修学校で卒業式
2024/03/05
卒業の歌を歌う卒業生ら(豊橋市立家政高等専修学校で)
豊橋市老津町の市立家政高等専修学校(岡崎正彦校長)体育館で4日、今年度の卒業式があった。学びの集大成として3年生28人が、制作した華やかなドレスや着物を着て、臨んだ。
式で、岡崎校長が1人1人に卒業証書を手渡した。この後、詩人・書家の相田みつをさんの「夢はでっかく根はふかく」の言葉を引用し、「自信と誇りを持ち、堂々と深い根を張って、夢を追い続けて」とはなむけの言葉を贈った。浅井由崇市長や山西正泰教育長らから、市長賞や教育委員会賞などの授与もあった。
在校生送辞に続き、卒業生を代表して與那城ほのかさん(ファッションデザインコース)は3年間を振り返った後、「自分で選んだ道に困難があっても、家族や友人と共に乗り越えていく」と答辞を述べた。
ピンクのドレスを着用した同じコースの長坂侑季奈さんは「自分で作ったドレスを着て卒業できてうれしい。4月からトリマーの専門学校に通い、この学校で得た調理師免許を生かして、将来トリミングができるカフェを開きたい」と話した。