16日から「朝活Cafe!」

ライダーに渥美半島の四季楽しんで/地元農産物を使った食を味わって

2024/03/05

「朝活Cafe!」の会場となる「テイクアウト&デリmusha」

 実証実験で好評だったオートバイでツーリングを楽しむライダー向け「朝活Cafe!」(朝活)が、田原市で本格的に動き出す。第1、第2陣に分けて繰り広げられるが、第1陣は16日スタートする。主催する渥美半島観光ビューローは「足を運んでもらって、さまざまな渥美半島の表情を見て楽しんでほしい」と呼びかけている。

 ■ステッカー用意
 参加するのは、農業公園サンテパルクたはら内の「テイクアウト&デリmusha」(野田町)と、三河湾が一望できる蔵王山(標高250㍍)展望台内の「トムテオードラ」(浦町)、半島南端にある道の駅伊良湖クリスタルポルト内の「岬めぐり亭」(伊良湖町)の3店で、いずれも飲食店。

 このうち16日スタートするのは、musha。参加するライダーがすぐ前に広がる芦ケ池を眺めてライダーメニューの軽食やドリンクを味わい、この日から始まり4月中旬まで展開されるサンテパルク最大のイベント「チューリップフェア」を楽しんでもらう趣向だ。第3土、日曜日に行い6月16日まで。4月20日は他のイベントと重なるため中止。

 トムテオードラは23日を皮切りに第4土、日曜日にあり、6月23日まで。岬めぐり亭は4月13日から第2土、日曜日に催し、7月7日まで。3店はいずれも市内で収穫された農産物を中心にライダーメニューを検討している。営業時間はいずれも午前8時からで、mushaは1時間、トムテオードラと岬めぐり亭が2時間。

 観光ビューローは、のぼりのほか、オートバイに乗った「渥美半島☆観光大使」の「キャベゾウ」入りステッカーの「サンテパルク版」と「蔵王山版」、「クリスタルポルト版」をそれぞれ店に配り、店は訪れたライダーにプレゼントする。このうち朝活開催当日のクリスタルポルト版のステッカーを持って伊良湖と三重県鳥羽市を結ぶ伊勢湾フェリーに乗船すると、運賃が割引される。

 ■半島を周遊
 「ライダーに優しい街」を進める観光ビューローは昨年11月、観光パートナー協定を結んだ静岡県森町の二輪車用品販売のデイトナと市内3カ所で朝活の実証実験を行った。特にサンテパルクと蔵王山に人気が集まったうえ朝活の後、伊良湖へツーリングするライダーが多かったことで、今回の朝活にクリスタルポルトを加えた。

 第2陣は9月から11月まで予定される。期間を通じて、デイトナが全面バックアップする。観光ビューローの担当の岡田美奈さんは「今週はこっち、来週はあっち。3つの朝活をつなぐとほぼ渥美半島を周遊できる。ライダーに四季の半島を満喫してもらったらうれしい」と話す。

朝活が始まる16日からチューリップフェア。サンテパルクたはら内のチューリップがちらほら咲き始めた(3日撮影)

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朝活が始まる16日からチューリップフェア。サンテパルクたはら内のチューリップがちらほら咲き始めた(3日撮影)

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