米国キュ市への中学生使節団/両市友好50周年へ深まる絆/豊川市
2024/03/14
キュパティーノ市で現地の生徒と交流する過去の中学生使節団(豊川市提供)
豊川市が今年、姉妹都市提携を結ぶ米国カリフォルニア州キュパティーノ市への中学生使節団の派遣事業を5年ぶりに再開することになった。新型コロナウイルス禍で2019年を最後に中止していたが、4年後に迎える両市の友好50周年に向けて再び交流が復活する。
同事業は市内の中学生が現地を訪れ、ホームステイや中学校での体験入学を通して異文化交流と理解を深める。
今年は、10月17日から25日まで7泊9日の日程。市は4月19日を期限に、旅費総額43万円程度(補助金で負担は約半額)で16人を定員に参加生徒を募集している。
書類・作文審査で選ばれた生徒らは、8月の夏休み期間中に英語や現地のマナーなどを学ぶ全6回の研修会に臨む。
10月の渡米に先立ち、6月にはキュパティーノ市の中学生らが豊川市を来訪する予定で、歓迎会などで交流を図る。
世界的パンデミックで2020年から4年連続で派遣が中止となり、交流はオンラインなどにとどまっていたが、友好45周年の昨年から再開を望む声が上がっていた。
問い合わせは市民協働国際課=電話0533(89)2158=へ。