豊川・長谷川監督 初戦への警戒を強める
2024/03/15
マウンドの状態を確かめる投手陣
14日のセンバツ公式練習を終えた豊川の長谷川裕記監督が手応えを語った。「30分間の短い時間で急ぎながらも、普段と変わらずいつも通り充実した練習ができた。選手たちの動きに少し硬さはあったが、本番へ向けて良い予行練習になった。できることは限られるので、グラウンドのクッションやマウンド、打席からの景色などを確かめた」。
1回戦で対戦する阿南光(徳島)については「吉岡暖投手が良いので、打線が攻略できるか。投手陣は最少失点で守り抜けるか。勝負のポイントは得点を取られないこと。好投手相手に得点するのは難しい、我慢比べの戦いになる」と試合展開を予想し、初戦への警戒を強めた。
センバツ公式練習を終えた豊川の鈴木貫太主将とモイセエフ・ニキータが初戦への決意を語った。
鈴木主将は「今まで見たことない景色だった。楽しくて気持ちが高ぶった。少ない時間でノックとシード打撃に集中し取り組んだ。内野陣の動きはまだ硬かったので、1回戦までには余裕を持って入れるように準備していきたい。どこが相手でも、自分たちの『豊川野球』が大事になる」と話した。
モイセエフは「甲子園の舞台で結果を出したい。たくさんの好投手がいるので負けたくない。大阪桐蔭のラマル・ギービン・ラタナヤケは比べられることが多いのでライバル意識は強い」と語った。