ひだまり交流館完成

休憩所と講義室兼用/動物園の教育機能向上/のんほいパーク

2024/03/17

ひだまり交流館の外観(豊橋市提供)

 豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)に、休憩所と講義室を兼ねた新しい施設が誕生する。その名も「ひだまり交流館」。入園者の快適性の向上を図り、動物園の教育機能を高める意味合いがある。23日にオープンする。

 同館は、広々としたアジアゾウの放飼場を見渡せる小高い丘の上に建つ。木造平屋建てで、延べ床面積は約190平方メートル。冷暖房を完備した休憩所であると同時に、市内外から遠足で訪れた児童・生徒が動物について学ぶ教室を開く際には講義室に早変わりする。総工費は約9500万円。

 屋外型の集客施設である同パークには、屋内で休憩できる場所が少ない。同館からは夏の暑い日や冬の寒い日も、心地よい空間で抜群のロケーションを生かして群れ飼育のゾウをゆっくりと見られそうだ。

 園によると、同館の近くにあり講義室を備えている動物資料館は1992年の建設で、雨漏りするなど老朽化が著しい。今後は新しい建物で、増加傾向にあるとされる動物教室の需要に対応する。

 オープンを記念し23日午前11時から、同館で高見一利園長が「動物園のこれから」と題してトークを行う。事前予約優先で定員は80人。園のホームページから申し込みを受け付ける。

広々とした室内。まだ椅子や机を置いていない状態(同)

2024/03/17 のニュース

ひだまり交流館の外観(豊橋市提供)

広々とした室内。まだ椅子や机を置いていない状態(同)

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