センバツ開会式で堂々行進

豊川高校/きょう阿南光高校と対戦

2024/03/19

豊川ナインが堂々の行進を見せた

 全国32校が出場する第96回選抜高校野球大会(センバツ)は18日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。東海地区代表で10年ぶり2回目出場の豊川(愛知)は、選抜旗を持つ鈴木貫太主将を先頭に、堂々とした行進で大会への思いを新たにした。

 開会式では、昨秋逝去した谷村新司さん作曲のセンバツ大会歌「今ありて」で追悼。西宮市出身のあいみょんさん「愛の花」にのせ、連覇を目指す山梨学院や前回準優勝の報徳学園など南から北の順に32校が行進した。

 長崎県諫早高校の古賀美希さんと岐阜県岐阜北高校の古田桃香さんが司会を務め、島根県松江北高校の門脇早紀さんが国歌独唱、元日に石川県で発生した能登半島地震の犠牲者に黙とうがささげられた。

 1924年の第1回大会から100年の節目を迎え、選手宣誓では青森山田の橋場公祐主将が大会歌「今ありて」の歌詞を引用し「歴史と伝統の重さを身に染みて感じる。次の100年へ向けた新たな一歩とするべく全身全霊をかけて戦い抜く」と誓った。

 豊川は第2日(19日)の第1試合(午前9時開始)で阿南光(徳島)と戦う。

豊川ナインが強力打線を武器に憧れの夢舞台へ挑む

強力打線爆発なるか/モイセエフ・ニキータら注目/監督「我慢比べ」相手投手警戒

 阪神甲子園球場に球春到来―。高校球児たちが日本一を目指す第96回選抜高校野球大会(センバツ)で10年ぶり2回目の出場となる豊川は、第2日の第1試合で阿南光と戦う。

 初戦の注目は、大会屈指の強打者モイセエフ・ニキータ。プロ野球・ドラフト候補に挙がる左打ちスラッガー、身長181センチ、体重85キロの体躯(たいく)を生かす打撃が武器、新基準の低反発バットへの対策も万全だ。中村丈や北田真心らクリーンアップを軸に、チーム打率4割の強力打線が快音を響かせられるか。

 投手陣は、昨年11月に左肘(ひじ)を手術したエース鈴木爽太が復帰、平野将馬や中西浩平らも控える。長谷川裕記監督は最速146キロを誇る阿南光の吉岡暖投手を警戒し、「我慢比べの戦い。勝負のポイントは得点を取られないこと」と話した。

 豊川ナインは「豊川旋風」でベスト4へ勝ち進んだ10年前を超えられるか。

2024/03/19 のニュース

豊川ナインが堂々の行進を見せた

豊川ナインが強力打線を武器に憧れの夢舞台へ挑む

有料会員募集

今日の誌面

きらり東三河

東三河学生就職NAVIリクルーティング

東三河学生就職NAVIリクrooting2025

高校生のための東三河企業情報サイト

連載コーナー

ピックアップ

Copyright © TONICHI NEWS. All rights reserved.

PAGE TOP