「朝活Cafe!」始まる

サンテパルクたはらでライダー向けイベント盛況/飲食店が軽食提供

2024/03/19

オートバ―の長い列。芦ケ池に面した特設に設けられたオートバイの駐車場

 オートバイでツーリングを楽しむライダー向け「朝活Cafe!」(朝活)が、田原市でスタートした。野田町の農業公園サンテパルクたはら内で16、17の両日にあり、ライダーが多く訪れた。今後、他の2カ所でも毎月1回週末に行われ、7月初旬まで展開される。

 ■静岡県から参加

 朝活があったのは、飲食店「テイクアウト&デリmusha」。16日は午前8時の開店と同時に詰めかけたライダーが、地元産の豚肉や野菜を使ったライダーメニューの「スタミナ丼」や、「鶏塩だれ丼」、揚げドーナツの「サーターアンダギーセット」を注文し、前方に広がる芦ケ池を眺め朝食を味わった。1時間限定の「ライダー営業」で、昨年11月の実証実験の時と同じ約40食が販売された。

 会社の同僚で豊橋市の中村直人さん(47)と地元の立岩四一さん(48)は、朝活のために訪れた。「出掛けるきっかけをつくってくれた」と感謝した。そのうえで「同じ趣味の仲間と会うのが楽しい」と喜んだ。

 片道2時間かけて静岡県島田市から来た島田貴弘さん(49)は、「距離的にもツーリングに最適」と顔をほころばせた。この後、伊良湖まで足を延ばすという。ただ、1時間の営業に「もう少し時間を延ばしてもらえたら」と語った。

 芦ケ池沿いに特設されたオートバイの駐車場には、地元や豊橋のほか浜松、岡崎、一宮、名古屋、岐阜などのナンバーのオートバイ約50台が、長い列をつくった。

 ■認知されつつ?

 「ライダーに優しい街」を目指す渥美半島観光ビューローは、実証実験を経て観光パートナー協定を結んだ静岡県森町の二輪車用品販売のデイトナの支援を得て朝活を企画した。担当の岡田美奈さんは「地元以外からの参加が少し増えており、朝活が認知されつつあるのだろう」と受け止めている。

 朝活はmushaで4月20日を除き6月16日までで、第3土、日曜日に続けられる。蔵王山展望台内の「トムテオードラ」では23日から始まり、6月6日までの第4土、日曜日に展開される。道の駅伊良湖クリスタルポルト内の「岬めぐり亭」でも4月13日から第2土、日曜日に催し、7月7日まで繰り広げられる。

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