樹齢290年の古木と二代目が供宴
2024/03/19
ハクモクレンの古木花見ごろ迎える(新城市富栄の大徳寺で)
ハクモクレン(白木蓮)の寺として知られる新城市富栄の大徳寺(小幡恒之住職)で、樹齢290年近いハクモクレンの古木が見ごろを迎えている。高さは10㍍ほど。毎年数多くの乳白色の花をつける。
ただ、年々老化が目立ち、今年は、高いところに咲く花は少ないという。
境内には、故人の塚田明丸前住職が30年以上前に古木の種から苗を育てて植えた二代目の木が約50本あり、これらも順に見ごろとなる。すでに満開の木もある。
小幡住職は「先代同様『あるがまま』を大事にし、肥料はやらず、せん定もしない」と話す。