蒲郡市博物館/30年間彩った壁画を振り返る
2024/12/08
かつての堤防アート「ジャンボ壁画」の写真(蒲郡市博物館で)
蒲郡市栄町の防潮堤に描かれていた壁画を振り返る「今までありがとう!30年間まちを彩ってくれたジャンボ壁画Exhibition」が市博物館で開かれている。10日まで。
壁画は1992年、当時の小学生たちによって描かれたが、30余年を経て老朽化が進んだため、描き替えられたばかり。今までの壁画に感謝の気持ちを込めて、官民でつくる市シティセールス推進協議会が展示を企画した。
会場では、全長約450メートルの壁画を収めた写真が展示されているほか、当時小学6年生で壁画制作に関わった市出身の漫画家の大橋裕之さん(44)ら関係者がコメントを寄せている。
市内の小中学生の絵を集めた市景観コンテストの入賞作品展も併催されている。
防潮堤は高さ1・1メートル。1971年、市民会館南側のマリンロード沿いに建設された。その後、92年に蒲郡ライオンズクラブの企画で、市内の小学生による壁画が完成した。
午前10時~午後5時。月曜休館。