豊川稲荷では初の一般向け節分会
2025/02/03
来場者に豆や菓子がまかれた節分会(豊川稲荷で)
「節分」の2日、東三河各地の寺社でも豆まきなどの節分行事が開かれた。
豊川市の豊川稲荷(豊川閣妙厳寺)では初めて節分会が開かれた。昨年11月に境内に完成した法堂前を会場に、裃(かみしも)姿の地元議員や豊川商店街振興組合の代表者らが「福は内ー!」とさけびながら豆や餅、菓子などをまいた。冷たい小雨が降る天気だったが、近隣から大勢の家族連れなどが訪れた。
豊川稲荷ではこれまで山内(さんない)では節分行事を行っていたが、新法堂の落慶や、来年は午(うま)年開帳を迎えることもあり、地元住民からの要望を受けて初めて一般向けに開催した。福山憲隆住職は「巳(み)年は不老長寿をつかさどるとされている。皆さまの発展と日々の平穏な暮らしを祈念したい」と話した。
東京都港区の豊川稲荷東京別院でもこの日、毎年恒例の節分会があり、大相撲の力士や落語家、芸能人らによる豆まきが行われた。