地元企業訪問「オープンファーム」
顧客の要望にトータルに応える「エンジニア集団」
2025/08/17
会社説明を受ける高校生ら
豊橋市神野新田町の制御盤メーカー「セントラルシステム」(阪野正社長)には7月31日、県立豊橋工科高校2年の水下暖河さんと辻絢太さんの2人が訪れた。
セントラルシステムは、制御盤、産業用機械など自動制御装置の設計・製作から電気・電子部品販売まで、顧客の要望にトータルに応える「エンジニア集団」。本社のほか、市内にメカトロ工場、第三工場とグループ会社「セントラル・サイエンス・テクノロジー」「HBシステム」を持ち、韓国に「セントラルコリア」、中国に中国工場を置く。
この日高校生らは、本社工場長・営業部長の山田哲也統括部長から、商品や仕事内容、カンボジアの学校建設などの社会貢献、福利厚生などの会社説明を受けた。
その後、本社工場に加え、徒歩1分ほどの距離にある「セントラル・サイエンス・テクノロジー」「HBシステム」も訪問。多くは外国人だという従業員たちが、設計や製作に携わる様子を見学した。
山田統括部長は「転職して5年になるが、やればやっただけ返ってくるため、非常にやりがいがある仕事。こんな会社があるのかと知ってもらい、入社してくれたら」と話した。
水下さんは「制御盤以外も幅広い事業を行っていて驚いた」と感想を話し、辻さんは「社会貢献や福利厚生に力を入れているのが好印象だった」と笑顔を見せた。