雪降り続く奥三河山間部/無数のつららも
2025/02/07
雪に覆われた千枚田(6日、新城市四谷で)
北設楽郡を中心とする奥三河山間部では6日も、断続的に雪が降り続いた。新城市四谷の鞍掛山麓にある「四谷の千枚田」では雪と陰で景色がモノトーンに染まり、おごそかな雰囲気が漂っていた。
上空に流れ込んだ強い寒気により、6日の東三河は最低気温が平年を数度下回った。気象庁の観測データによると、新城では氷点下4・4度まで低下。蒲郡は同2・4度と今季最低を記録した。豊橋も同1・4度まで冷え込んだ。
四谷の千枚田を午前中に訪ねると、雪が3センチ以上積もっていた。音が吸われてしまうのか、やけに静かで、小川のせせらぎと鳥の声だけが聞こえた。
東栄町月の国道473号沿いでは、崖からしみ出した水が凍って無数のつららに。1メートルほど伸びたものもあり、夜間の寒さがうかがわれた。