摘便に必要な最新の知識など学ぶ

豊橋創造大学看護学研修センターで研修会

2025/03/17

エコー観察演習の様子(豊橋創造大学で)

 豊橋創造大学看護学研修センター(豊橋市牛川町)で16日、「エビデンスに基づいた摘便の知識と技術」を学ぶ研修会が開かれた。市内外の看護師34人が参加し、摘便に必要な最新の知識とエコーの活用方法を学んだ。

 看護技術研修事業の一つとして行われ、同大保健医療学部看護学科教授の藤井徹也センター長が講義を行い、演習は、同学科の教員たちがファシリテーターとなって実施された。

 講義では、健康時の排便について確認した上で、摘便が必要な時のエコー観察や、患者の状態によって異なる摘便方法について話した。

 演習では、直腸・ぼうこうを搭載したモデルを使ったエコー観察や摘便演習も行われた。

 参加者らは現場での苦労や疑問点を解決する手だてを見つけようと、熱心に取り組んでいた。

 藤井センター長は、「摘便の仕方の違いやエコー活用できることを知ってもらえれば」と話した。

 看護学研修センターは昨年4月に開設。看護技術研究などを通して、看護実践の質の向上、同大卒業生への継続教育などに関する活動を行っている。

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