豊橋市が首都圏に魅力PR
2025/03/27
イベント参加者(豊橋市提供)
豊橋市はこのほど、東京都内で開催された「企業版ふるさと納税」に関するイベント「SENQ(センク)パブリックパートナー連携自治体横断交流会」に参加した。首都圏の企業からの寄付受け入れを通じた地方創生に期待を寄せている。
3月12日、イベント会場のコワーキングスペース「SENQ霞が関」には、豊橋市をはじめ宇都宮市、堺市、高松市など全国から計10自治体が集まった。自治体ごとにブースを設け、地域の魅力や企業版ふるさと納税の返礼品をPRしたほか、プレゼンテーションや交流会で企業との接点の構築に努めた。
豊橋市の担当者は「企業版ふるさと納税の効果や、企業版ふるさと納税を通じた官民連携によるまちづくりの推進について首都圏の企業へPRでき良かった」とコメントした。
参加企業からは「自治体と連携して事業を推進したいと思っていたため、つながりを持つことができ良い機会だった」とか「このような会を定期的に開催してほしい」といった感想が聞かれたという。
市によると、企業版ふるさと納税の受け入れ実績は2024年度の現時点で15社から約2500万円。現物として衛星携帯電話やハンドソープが寄付されたという。
市の担当者は、コメントで「より多くの企業に企業版ふるさと納税を活用してもらえるよう周知していきたい」とした。