「童浦茶園」で茶摘み体験

全校児童と保護者ら/田原・童浦小

2025/04/22

茶畑に広がり、茶摘みをする児童ら=田原市浦町で

 田原市立童浦小学校の全校児童と保護者、地域の人らが19日、蔵王山の麓に広がる茶畑「童浦茶園」で茶摘みを体験し、一番茶を摘み取った。

 同校区はかつて茶の栽培が盛んな地域で、児童の茶摘みは童浦小が「田原北部小学校」と呼ばれていた約80年前から続く伝統行事になっている。

 2006年に3000本の苗木が植えられた広さ約20㌃の茶畑に、児童351人が学校から歩いて行き、保護者や地域の人らと手分けして体験。事前に教わった摘み方で、伸びた黄緑色の新芽を丁寧に取り、網袋に入れていった。

 この日収穫した茶葉は約360キロだった。今後、市内の業者で製茶し、家庭に持ち帰ったり、地域の人に配布したりする。校区の歴史や夏が近づく若葉の季節を感じながら茶摘みをした児童らは、新茶の味を楽しみにしている。

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