観葉植物などのフリーマーケットもにぎわう
2025/05/04
「花交流フェア」の会場に展示された花壇(豊橋公園で)
花と緑が彩る「花交流フェア」は3日、豊橋市今橋町の豊橋公園で開幕した。今年で30回目。節目を迎えたゴールデンウイークの恒例イベントを楽しもうと、初日から大勢の人が訪れた。
からりと晴れた青空の下、会場の公園西側エリアには企業や団体、個人などが手がけた花壇を多数展示。写真映えする「花ほっトラム」でカメラを構える家族の姿もあった。
色鮮やかな花苗や鉢花が並ぶ売り場には人だかりができ、観葉植物などを売るフリーマーケットもにぎわった。
関係団体が出展したコーナーでは、家族連れが木工や寄せ植え作りなどを体験していた。
主催団体のひとつ、公益財団法人「豊橋みどりの協会」の功刀(くぬぎ)由紀子理事長は開会式のあいさつで、今年は3、4月の寒暖差の大きさが植物にもストレスになったと指摘。そのせいで開花が遅れたものの、関係者の努力で見頃になったと説明し「草花が持つパワーを全身に浴びて心行くまで楽しんで」と呼びかけた。
開会式には豊根村の伊藤浩亘村長も駆けつけ、今月10日に村内の茶臼山高原で始まる「芝桜まつり」をPRした。
4日も午前10時から「オープンガーデン」の見学予約受け付けや園芸講座など、さまざまな催し物が予定されている。花壇の展示は5日まで。