大会4連覇とABU出場目指す/豊橋技科大
2025/05/04
4連覇を目指す豊橋技科大ロボコン同好会(提供)
豊橋技術科学大学ロボコン同好会「とよはし☆ロボコンズ」が、6月に開かれる「NHK学生ロボコン」への出場を決めた。現在、NHKロボコンを3連覇中で、今大会の4連覇を果たし「ABU(アジア太平洋放送連合)アジア・太平洋ロボットコンテスト」への出場を目指す。
ロボコン同好会へ1日、主催者から第2回ビデオ審査の「合格」通知が届き、6月8日に東京都大田区の大田区総合体育館で開催されるNHK学生ロボコン2025の本大会出場が決まった。
同大会はABUロボコンに出場するチームを決める国内予選会と位置付けられており、技科大はABUロボコンが始まる2002年以前の「大学ロボコン」を含め、最多優勝回数9回を誇る。2022年から3年連続で優勝し、23年はカンボジアで開かれたABUロボコンでも優勝、24年のベトナム大会はベスト4に入賞した。今年のABUロボコンは8月、モンゴルで開かれる。
今年の競技ルールは、2台のロボット同士で対戦する「ロボットバスケットボール」。ロボット同士の衝突も想定され、機体の頑強性やパス、シュート、ジャンプ、守備など、求められる機能が多く戦術の幅も広いという。