夏はリチウムイオン電池の保管に注意

熱に弱く絶縁体が破損し発火することも

2025/05/08

豊川市内の公共施設に設置された使用済小型家電回収ボックス

 スマートフォンやノートパソコン、電子ゲーム機や電子たばこなど、身近な電子製品に使用されているリチウムイオン電池。熱に弱く発火する危険性があるため、夏季は管理方法に注意が必要だ。

 過度な熱が加わると電池内部の絶縁体が破損し、発火することがある。そのため、気温が上がる夏場はスマートフォンや電子たばこなどを車内や直射日光の当たる場所に放置しないことが重要だ。

 また、長時間充電したり、強い衝撃を与えたりすることでも発火する恐れがあることが分かっている。使わなくなったスマートフォンやモバイルバッテリーが破損している場合、そのまま自宅の机の引き出しにしまっておくのは危険だ。

 使わなくなったリチウムイオン電池内臓の電子機器は積極的に処分することが必要で、東三河の各自治体ではそれぞれ収集方法を紹介している。

 例えば、豊川市ではリサイクル推進や不燃ごみの持ち去りを防ぐ意味で、公共施設に使用済小型家電回収ボックスを設置している。投入は無料で、スマートフォンやノートパソコンなど、縦17㌢、幅28㌢の投入口に入る大きさの家電製品を処分できる。

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