県立豊川工科高校機械科3年の佐野奨紀さんが優勝/竹本市長に結果報告と意気込み
2025/07/02
竹本市長㊥に出場を報告する佐野さん(左から2人目)と嶋田さん(右から2人目)
県立豊川工科高校(加藤勝義校長)機械科3年の佐野奨紀さんが、第31回愛知県高等学校工業教育研究会総合競技大会旋盤作業競技の部で優勝し、8月19日20日に静岡県で開催される第24回高校生ものづくりコンテスト東海大会(兼第25回高校ものづくりコンテスト全国大会東海地区予選会)への出場権を獲得した。
大会を前に6月30日、指導教員らとともに豊川市役所を訪れ、竹本幸夫市長に東海大会への出場を報告した。
佐野さんは同校メカトロ研究部に所属し、県大会に向けて昨年の10月から練習。同級生で機械部の嶋田一輝さんが選手補助を務め2人で優勝を目指した。
旋盤作業競技は鋼(はがね)の部品を制限時間内で完成させる競技で、寸法の精度、見映え・出来栄え、篏合(かんごう)に関わるネジの仕上がりが審査される。県大会では、2位に10点以上の差をつけた。
佐野さんは「一位をとれてうれしかった。東海大会でも優勝し、全国大会出場を果たしたい」と意気込みを語った。
竹本市長は「東海大会でもてっぺんを取ってください」と期待し、「嶋田さん、アシストよろしく」と2人を激励した。