第１０７回全国高校野球選手権愛知大会

豊川が猛攻で５回戦進出、豊橋中央シード校撃破

2025/07/20

豊川の北田真心が３ランなど２安打（豊橋市民球場で）

　第１０７回全国高校野球選手権愛知大会は19日、豊橋市民球場などで第８日が行われた。東三河勢は豊川と豊橋中央が４回戦を突破した。

　豊橋市民球場の第１試合は、豊川が平野将馬と中西浩平の投手リレーで完封勝利。７回に林優翔の中前適時打など４点を挙げて試合を優勢に進め、終盤にも北田真心が公式戦４本目となる３点本塁打などで突き放した。

　試合後、長谷川裕記監督は「北田が良い流れを作ってくれた。簡単に勝てる試合はない。次の試合も自分たちの野球をやるだけ」と安堵（あんど）の笑みを浮かべた。

　小牧球場の第１試合は、豊橋中央がシード校の誠信にコールド勝ち。プロ注目の松井蓮太朗が二塁打２本、長谷川瑠が３安打２打点と相手投手陣を打ち崩し、10得点で誠信に力の差を見せつけた。

　結果は次の通り。

▼４回戦
【豊橋市民球場】
　豊川　００００００４１５－10
　菊里　０００００００００－０
（豊）平野、中西、鈴木―上江洲
（菊）土屋、後藤鉄、河田―髙村

【小牧球場】
　豊橋中央　００３０４０３－10
　誠信　　　００２００００－２
（豊）白井、髙橋―松井
（誠）武政、山本、大西―前原
　※７回コールド