夏休みの水難事故を防ごう

豊橋市中消防署が豊川河川敷で啓発活動行う

2025/07/27

チラシを配る署員たち(豊川河川敷で)

 毎年、夏休みの時期に増える海や川での水難事故を防ごうと、豊橋市中消防署が豊川河川敷で啓発活動を行った。3カ国語で書かれたチラシを配り、水難事故防止を呼びかけた。

 チラシは日本語のほか、ポルトガル語とタガログ語で水遊びの際の注意事項が書かれている。

 署員たちは、河原でバーベキューなどを楽しむグループを一つ一つ回り、水遊びの注意点や火の始末などを呼びかけた。

 日本人とブラジル人20人ほどで遊びに来たというグループは、「酒は飲まないよう気をつけている。事故に遭わないよう遊びたい」と話し、水の中で遊んでいた親子連れも「子どもから目を離さないよう気をつけたい」と表情を引き締めていた。

 啓発活動は8月31日までの土日祝日に継続して展開されるという。

 豊橋市では昨年自殺も含め15件の水難事故が発生しており、10人が亡くなっている。

 啓発に参加した安藤正之中消防署救助専門員は「子どもから目を離さず、お酒を飲んだら水に入らないことを徹底するなど、事故を防いでほしい。ライフジャケットも着用してもらいたい」と力を込めた。

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