市職員用の言語別通訳案内バッジ作成/豊川市
2025/08/23
6種類ある言語別の通訳案内バッジ(豊川市提供)
豊川市は多文化共生推進事業として、来庁した外国人市民が気軽に相談できるよう、職員が着用する言語別の通訳案内バッジを作成した。
市役所の各窓口で、「通訳を呼ぶので、少し待ってください」といった簡単な文章を多言語で伝えることができる職員が、市民から見えやすい場所にバッジを身に着けて対応する。バッジは英語、ポルトガル語、スペイン語、中国語、ベトナム語、インドネシア語の6種類で、国旗とともに言語が書かれている。職員は9月から着用する。
市内では7月末現在、外国人市民の人口は8800人を超え、総人口に占める割合は約4・8%となっている。約60カ国の外国籍の市民が生活し、窓口での相談件数も日々増加している。
市は3月に「第4次豊川市多文化共生推進プラン(2025―2029」を策定し、多様性を認め合うまちづくりを推進している。