皆で大切に守っていかなければ

「平和の灯セレモニー」開く/豊橋中央高校、たかくら幼児園

2025/09/27

平和の灯を吹き消す高校生と園児たち(豊橋中央高校で)

 豊橋市鍵田町の学校法人高倉学園豊橋中央高校(高倉嘉男校長)は文化祭開催中の26日、同校正門前で「平和の灯セレモニー」を開いた。生徒約20人と同法人のたかくら幼稚園年長児34人が参加した。

 セレモニーでは、県内の高校生たちが広島市の平和記念公園から自転車で運んだ「平和の灯」について、名古屋から豊橋まで運んできた2年の権田希皇(ねお)さんと梅野美咲さんが説明した。

 梅野さんは「平和は当たり前ではない。皆で大切に守っていかなければ」と呼びかけ、園児たちと一緒に平和を願いながら、ランタンの灯火を吹き消した。

 同校では、戦後80年の今年、平和学習を実施。夏休み中、県内の私立高校生などからなる県高校生フェスティバル実行委員会が企画した「戦後80年・高校生自転車ピースリレー」に、生徒有志16人が参加した。

 多くの戦争体験者たちから話を聞いたという権田さんは、「追体験者としてありのままの出来事を、いろいろな人に広めていきたい。戦後90年に高校生になる園児たちにも、平和について関心を持ってもらえたら」と話した。

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