大橋町内会が力を合わせイベント開催/豊川
2025/10/05
雨にもかかわらず訪れる人が途切れない会場(大橋縄手公園で)
豊川市大橋町の大橋縄手公園で4日、地元の大橋町内会主催による初のイベント「OHASHI縄手秋の祭典」が開かれた。町内のギャラリー花棕櫚などが協力した。
会場には、16台のキッチンカーが並び、テントコーナーには、ハンドメイドや宝さがしなど12店が出店。
昼間はあいにくの雨だったが、小中学生のグループや親子連れが途切れることなく訪れイベントを楽しんでいた。
町内会の組長でイベントを提案した厚地信明さん(51)は、「コロナ禍の影響で、公園のイベントが無くなり町内が寂しかった。大橋縄手公園を知らない人もいた。こうした理由からもっと町内の人たちとの交流を深め、万一の時は防災拠点にもなる公園のことを知ってもらいたいと考えて実施した」と話した。
ギャラリー花棕櫚の北村起美子さんによると、当時、町内に公園を作るにあたって協力した夫の父親である北村武雄さんが、昔の字名(あざめい)を残したいと要望したことから大橋縄手公園と名付けられたという。「この機会に〝縄手〟のことを知ってもらえたらうれしい」と話した。
秋の祭典は5日まで。