「まちづくりとアートの世界」

豊橋市美博/オープニングセレモニー「伊奈彦定 その人展」/故伊奈さんの作品展示

2025/10/08

テープカットして開会

 市電のある風景の絵画で知られる豊橋市の教員・画家で、今年2月に亡くなった伊奈彦定さんの活動を振り返る「伊奈彦定 その人展」の第4期「まちづくりとアートの世界」が7日、市内今橋町の市美術博物館で始まった。

 オープニングセレモニーで、展覧会の実行委員会の杉浦隆夫副委員長は「市電の応援をはじめ、子ども造形パラダイス、豊橋交響楽団などさまざまな分野で豊橋に貢献した伊奈さんの活動を振り返ろう」とあいさつして開会を宣言。テープカットして開会を祝った。

 会場には人気カレンダー「市電のある風景」の原画が、過去・現在・未来に分けて展示された。デパート「丸物」の前を走る昔の市電は、どこか懐かしい雰囲気。トラムが走る未来の広小路通に思いをはせた風景とともに並び、市電と豊橋の強いつながりを感じさせる。豊橋交響楽団の定期演奏会のポスターも時代ごとに展示され、楽しめそうだ。12日まで。

 第5期「ありがとうの手紙を添えて」は15日から始まる。教員・家庭人としての伊奈さんにスポットを当て、作品に家族からのメッセージなどを添えて展示する。19日まで。

懐かしい作品に見入る訪れた人たち(いずれも豊橋市美術博物館)

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懐かしい作品に見入る訪れた人たち(いずれも豊橋市美術博物館)

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