来月3日に名付けイベントを予定/のんほいパーク
2025/10/08
ライオンの赤ちゃん3頭(豊橋市提供)
豊橋市の豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)で7日、ライオンの赤ちゃん3頭の一般公開が始まった。
3頭は、8月17日に生まれた雄2頭と雌1頭。ともに母親のシルクの周りを走り回ったり、きょうだい同士でじゃれあったりして元気に育っている。誕生時に2弱だった体重は、すでに5~6キロになったとみられるという。
3頭は生まれてしばらく獣舎の中で母親と過ごし、放飼場に出る練習をしてきた。父親のアースとも、一緒の空間で暮らせるよう柵越しに対面を済ませた。相性が良ければ早まるものの、園では11月中旬ごろまでには親子5頭での展示を実現したいとしている。
11月3日には赤ちゃんに名前を付けるイベントが予定されている。あらかじめ職員が名前の候補を5つずつ考案。グループ分けした上で、ぞれぞれ色を割り当てた。
当日はその5色のおもちゃのボールを放飼場に並べ、獣舎から出てきたシルクが最初に遊んだボールの色で名前を決める。
園の木谷良平獣医師は「赤ちゃんの愛らしい姿やじゃれ合う姿を見に来てほしい。成長を見守ってもらえたら」と話している。