外国籍市民のデータ使い説明
2025/10/08
講話する小林さん(時習館高校で)
外国籍市民との共生を学び、未来を考える「多文化共生授業」が7日、豊橋市富本町の県立時習館高校で開かれた。2年生の探求コースの生徒と1・2年生の希望者が参加した。
市は愛知県内で3番目に外国籍市民が多く暮らす街。「さあ、これからどう生きる?豊橋の中にあるセカイに飛び込もう!」がテーマ。
初回のこの日は、講師の市多文化共生・国際課の小林奈央さんと日本とベトナムでスクール展開に挑む森田グループの森田泰斗代表取締役塾長が、市の外国籍市民の現状を話した。
このうち小林さんは、授業の基礎となる外国籍市民に関する豊富なデータを使い、豊橋にはブラジル、フィリピンなどのアジア各国の人が多く暮らすことなどを説明した。森田塾長は「ベトナムと日本をつなぐ仕事から考える、未来の学びと生き方」と題して話した。
15日には豊橋市内の企業で働く4人の外国籍市民が、自らの経験や考えを話す授業がある。