猛暑や水不足想定した農業政策を

JAひまわり/豊川市へ14項目の要望書

2025/10/08

竹本市長に農業政策を要望した今泉組合長㊧ (豊川市役所で)

 豊川市のJAひまわりは7日、猛暑や水不足を想定した来年度の農業政策に関する要望書を市に提出した。今泉秀哉組合長らが市役所を訪れ、竹本幸夫市長に手渡した。

 要望書は14項目からなる。新規では地産地消の推進をはじめ、夏場の高温対策として全農畜産物を対象とした高温耐性品種や高温対策技術などの導入支援、降雨が少ないことによる水不足を踏まえた用水設備の更新・新設の検討を求めた。

 また、昨年度に引き続いて新規就農希望者の確保と育成、持続可能な農地の維持管理体制の構築、地域農業の基盤維持・強化を図るため県の「あいち型産地パワーアップ事業」への上乗せ支援、物価高騰を背景とした農業生産コスト高騰対策の継続なども要望した。

 今泉組合長は「ハード面だけでなくソフト面でも力をいただき、みんなで食文化を盛り上げていく形ができれば」と述べた。竹本市長は農家の収入保険の保険料などの助成を続けていくとして「農業関係の財源をしっかりと投入していきたい」と話した。

 同JAは同様に市議会にも要望した。

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