高校生ものづくりコンテスト全国大会に出場/豊橋工科・都市工学科
2025/10/09
全国大会に出場する村田さん㊨、大川さん㊥、渡口さん(豊橋工科高校で)
豊橋市草間町の県立豊橋工科高校都市工学科の3年生3人が、「高校生ものづくりコンテスト全国大会」測量部門に出場する。優勝を目指し、練習に力が入っている。
出場選手は、大川櫂人さん、村田洋介さん、渡口琥生(こう)さんの3人。県大会、東海大会で優勝し、東海ブロック代表として全国大会に臨む。授業で測量を習い、教員に誘われて参加を決めたという。
競技は、地面に設置された五角形の測点間の距離と内角を3人一組で測り、計算して閉合比と閉合誤差を導き出す。測量にかかる時間と正確さの両面から審査されるという。練習では、何度も測量を繰り返し、精度とスピードに磨きをかけていた。
全国大会は11月8日と9日に高知県で開催される。3人は「応援してくれる人が大勢いるので期待に応えたい。東海ブロック代表として恥ずかしくないよう全力を出し切りたい」と話し「挑戦するからには優勝を目指す。これまで豊橋工科高校は優勝経験がないので、自分たちが初優勝したい」と意欲満々。技術を磨いて本番に挑む。