地元企業への理解深める

高校生のための企業情報特別イベント／豊橋工科高校に32社出展

2025/10/11

集中して事業説明を聴く生徒ら（豊橋工科高校体育館で）

　豊橋市の県立豊橋工科高校は10日、同校体育館とプレゼンルームで高校生のための地元企業情報「ＳＯＵＲＣＥ　ＳＣＨＯＯＬ」特別イベント「地元の企業を知ろう」を開いた。東海日日新聞社が企画、運営。

　進路行事の一環として行い、２年生２８０人が参加した。生徒たちは、学科ごとにグループに分かれ、１人４企業から話を聞いた。

　出展企業は、メーカー、建設・住宅、サービスなど、「ＳＯＵＲＣＥ　ＳＣＨＯＯＬ」で紹介されている地元企業１００社の中から32社。生徒たちは、事業内容や企業の魅力について聴き、熱心にメモを取り、地元企業への理解を深めた。

　電気科の宮坂泰成さんは「行きたいと考えている企業は決めているが、地元企業について知ることは面白く、心が動かされるところがあった」と述べた。

　同科の浅井七虹さんは「それぞれの企業の魅力や事業内容を企業の方から直接聴くことができ、貴重な体験になった。楽しかった」と話した。

　同校進路指導の小林祐太主事は「いよいよ自分たちの番になったという自覚をもち、有意義な機会にしてほしい」と話した。