県企業庁開発/豊川市白鳥地区の新規工業地帯
2025/10/30

白鳥地区企業用地の土地利用平面図(豊川市提供)
豊川市白鳥(しろとり)地区に県企業庁が開発する新規工業地帯の立地エントリーの受け付けが29日、始まった。
計画地は、名鉄豊川線や国道1号、東三河環状線に囲まれた白鳥5、白鳥6、白鳥町にまたがる9・8ヘクタールで、分譲面積は6・3ヘクタール。地区内には西側の国道1号と接続する幅員10メートル以上の道路など5本を整備し、用地を囲むように緑地帯が5カ所、調整池も3カ所設ける。
企業への引き渡しは2029年度を予定。分譲参考価格は1坪あたり16~18万円。正式な価格は分譲開始時に決定。製造、物流系の企業が望まれる。
全線開通した名豊道路バイパスの豊川為当インターチェンジ(IC)から約2キロ、東名高速の音羽蒲郡ICから約5キロ、豊川ICから約8キロと交通の利便性に優れ、海岸から約4キロの内陸に位置することで防災面でも安心。
エントリー手続きは、県企業庁企業誘致課ホームページで公開している。