新城・馬防柵前「田んぼアート」で稲刈り

実行委が来年も挑戦と意欲/「アイデア考え中」

2025/11/03

稲刈りに汗を流す(新城市竹広で)

 「450」の文字を描いた新城市竹広の田んぼアートの水田で1日、設楽原決戦場田んぼアート実行委員会(松山和彦代表)主催の稲刈りが行われた。

 水田のある設楽原決戦場馬防柵前には、長靴を履きノコギリガマを手にしたスタッフ含めた約30人が集まった。参加者らは、スタッフの指示に従い稲を刈り、稲を種類別にまとめていった。約1時間半汗を流し、稲刈りを終えた。

 地元東郷中1年の山本桐さんは「田植えにも参加した。きょうは疲れたけど楽しかった」と話した。

 収穫した米は米粉にし、米粉麺にする。祈とうした上で、パフォーマンスが上がるようスポーツイベントなどの前での提供を考えているという。

 今年は1575(天正3)年の「長篠・設楽原の戦い」から450年の節目。会は6月中旬に田植えイベントを開催した。参加者25人が「あいちのかおり」、「雪あそび」、「白穂波」、「紫稲」の4種類の苗を植えた。田植えから1カ月半すると、「450」の数字がはっきりと浮き上がった。

 松山代表は「どうなるか心配したが、思ったよりきれいで、反響も大きかった」と話し「来年も挑戦したい。現在アイデアを考え中」と意欲を燃やす。

馬防柵の向こうに数字が浮かび上がる(今年7月末撮影)

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稲刈りに汗を流す(新城市竹広で)

馬防柵の向こうに数字が浮かび上がる(今年7月末撮影)

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