「作品を見て楽しんでほしい」と呼びかけ
2025/11/03

小学生らと作品(東栄町本郷のB&G体育館で)
同町市場のフラワーアレンジメント教室「マグノリア」は、13回目の出展。毎回カラフルでアイデアに富んだ展示で人気を集める。「花に語りて 秋を愛でる」のテーマで、身近にある生花やドライフラワー、苔玉(こけだま)などさまざまな飾りやアイデアを織り交ぜながら「ちょっぴり雅(みやび)で、風流な空間」を演出している。制作メンバーは、指導する伊藤三千子さんと教室生徒16人。
今年も伊藤さんが講師を務める生涯学習事業講座で学ぶ小学生23人の作品も展示された。生花は3日ほどしか持たないため、1日に制作された。児童らは家にある器やかご、ワイングラスなどを持参し、生花を飾って自分だけのアレンジメントを制作した。
5年の浜崎凪沙さんは「縦に伸びるように作った。みんなに喜んで見てもらえるようにがんばった」と満足そうだった。6年の長谷悠葵さんは「花と花の間にすき間ができないように葉や棒をいれて、迫力が出るようにした」と笑顔だった。
伊藤さんは「初めての試みで、家からそれぞれ入れ物を持ってきてもらった。土鍋などもあり、ワクワクするような作品になった」と話し「作品を見て楽しんでほしい」と呼びかける。