青々とした実に興味津々

ジェラート振る舞いや絵本読み聞かせも/豊川の市民団体「ほのくにバナナ農園」で見学会

2025/11/23

子どもたちに絵本を読み聞かせる冨満代表㊧(ほのくにバナナ農園で)

 豊川市御津町を拠点とする市民団体「つなごうよ」(冨満理衣代表)が22日、市内にある「ほのくにバナナ農園」で見学会を開き、親子ら約20人が参加した。

 昨年から市内で初めてバナナを栽培している早川知行さん(47)のハウスでは無農薬の新鮮なバナナが実っており、子どもらは追熟する前の緑色の実をぶら下げた幹を珍しそうに観察した。

 早川さんは栽培の行程や工夫している点を説明。「地球温暖化を踏まえて将来的に需要が高まるかもしれない」と、パイナップルやマンゴーといった南国のフルーツも試験的に栽培していることを紹介した。

 参加者にはバナナとジェラートが振る舞われたほか、冨満代表によるバナナを題材にした絵本の読み聞かせもあった。

 昨年6月に発足した「つなごうよ」は夏に菊保育園で盆踊り大会を開くなど、子どもらが楽しめる機会を創出。同時に両親らの交流機会も生み、年子の兄弟の母親でもある冨満代表は「ママやパパが情報を交換したり、悩みを相談したりできる場になれば」と期待した。

ハウスで食べるおいしいバナナに笑顔の男の子(同)

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子どもたちに絵本を読み聞かせる冨満代表㊧(ほのくにバナナ農園で)

ハウスで食べるおいしいバナナに笑顔の男の子(同)

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