エクスラージが県の啓発広報事業公募で
2025/11/26

左から杉野さん、山本さん、共田さん(東海日日新聞社で)
豊橋市の広告企画制作会社「エクスラージ」は、県の啓発広報事業で公募した人権週間(12月4~10日)の企画コンペで採択された。一昨年、昨年に続き、3回目の採択となる。
今回は「きづくとかわる」をテーマに制作したのは、「逆さ絵」の構造を用いた中心となる絵。うつむく花が視点を変えると空を飛ぶ鳥になる、上下で意味の違う仕掛けを通じて人権問題と気づき、理解や行動につながることを表現した。このうち動画では、小学生の男子がピンクの服を着ていることに対する周りの反応で気持ちが変わることを表し、わかりやすさを強調した。
企画・プランニングの山本訓之さんは「人権という重たいテーマもポスターに面白みを持たせることで興味を持ってもらえたら」と話し、デザインの杉野一平さんは「逆さ絵の見え方には苦労したが、コンセプトは伝わったと思う」と述べた。コピーを書いた共田奈央さんも「対を作るのが難しかったが、時間をかけて妥協せず作った」と言う。
採択された企画デザインは、ポスターが12月1日から7日まで名古屋鉄道やJR東海の駅で掲示されるほか、インスタグラムやYouTubeなどのWEB広告、人権週間特設サイト=https://aichijinken.pref.aichi.jp=でも見ることができる。
https://aichijinken.pref.aichi.jp