JR西小坂井駅付近/建設促進協などが豊川市へ要望
2025/11/26

遮断機が降りても児童が取り残されがちで危険な西小坂井踏切(豊川市伊奈町で)
豊川市伊奈町のJR西小坂井駅付近への連絡橋設置を求める西小坂井駅東西連絡橋建設促進協議会(伊藤憲男会長)と、小坂井西小学校区青少年健全育成推進協議会(牧平行史会長)はこのほど、市に早期対策を求める要望書を提出した。
西小坂井踏切は、西小坂井駅の西側約300メートルにある。小坂井西小の全校児童のうち半数以上が登下校で利用。朝の登校時には車や中高生らの往来も多く、快速電車や車列の長い貨物列車も走ることで、遮断機がなかなか開かない〝開かずの踏切〟でもあり、児童らは危険と隣り合わせだ。
協議会は、子どもらが渡れる連絡橋の設置を求め、運動を始めてから10年目を迎えた。先月のこざかい葵まつり会場で来場者から署名を得た532人分の名簿を添えて竹本幸夫市長に要望した。伊藤会長は「活動回数が増えるにつれて理解度も高まり、署名活動に積極的に参加してくれる市民も増えてきた。盛り上がっている地域の意気込みを理解いただき、早期に連絡橋建設促進実現に向けて始動してほしい」と話した。